投資方針ではないですが、今日は私が現金をあまり保有せず全力投資(フルインベスト)している理由について今後のためにも記録として残しておこうと思います。
現在円での現金は投資額の5%程度です。私にとっては多少多めです。ドルは配当受取によって増えていきますがこちらは投資のたびに使われるのでさらに少ないです。グラフにするとこんな感じです。
現金(円)の割合は4%でした。現金(ドル)は面倒なので割愛してますが、それ以下です。一応家族もいる身ですので急な出費に備えてはいますが、前もって分かることがほとんどですので生活する上で不便は感じていません。
なぜ株の割合を限りなく100%に近づけたいのか
これまで10年以上投資していますが、以前は2、3百万円の現金を保有していました。なんとなく安心するかもということとあわよくば急落時の原資としたいと考えていたと思います。しかしリーマンショックの時に全額を投下できるかというとチキンな私ではさすがに無理でした。そしてもし金融資産の30%、50%を現金で保有していたとしても株価急落時に受ける精神的なストレスはあまり変わらないと考えています。これもリーマンショックで感じました。1,000万円以上投資している状況で株が紙くずになってしまうことがもしあったら数百万円現金であったとしても精神的なショックは変わりません。つまり現金をある程度保有していた方が良いと考えた理由はどちらもリーマンショック時にはあまり意味はなかったことになります。あとはアメリカの金融市場がなくなってしまうようなリスクをどれだけ考えるかだと思います。世界最強の軍隊を持っているアメリカの金融市場がなくなるような状況は少なくとも私は考えられません。
もう一つ、これまで読んできた投資本などから言われるとおり、アメリカのダウは基本的に右肩上がりです。
つまりどの時点から投資を始めても長期スパンでみれば報われると思っています。そう考えると目的なく多額の現金を保有していることはあまり意味がないと判断しました。時間を味方に出来るように過剰な現金を保有せず、株式にコツコツ投資しています。幸いアメリカ株の売買手数料もどんどん下がっていますので私にとっては良い環境になっているとも思っています。
リスク許容度は人それぞれ
私は株に全力投資しています。しかもETFより個別株が圧倒的に多いポートフォリオを組んでいます。これは誰にでもおすすめしたりできるものではありません。実際リーマンショックの時は心配したことも事実です。そして年齢が上がるにつれて徐々にリスクを減らしていくべきとは考えています。しかしリーマンショックを経験してもなお必要な出費に備える以外に現金を貯めておく必要性をあまり感じていません。ダウのチャートから分かるとおり現在の歴史上株価は右肩上がりです。少しずつ時間軸をずらしながら投資することで最終的な資産が増えていくと信じています。
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