昨日の米国株式市場は大幅下落、ダウ平均は800.49ドル安の25479.42となりました。
下落の要因となったのは、中国の統計が悪かったこと、ドイツのGDP速報値がマイナス、長期金利が低下し、米国債イールドカーブが逆転したことが上げられています。イールドカーブの話は長期と短期の金利が逆転したことを指してまして、これが発生すると不況のサインと言われている現象です。連日出ている米中貿易戦争関連も相場にネガティブとなっているのでしょう。
これだけ下げてくると魅力的な水準になっている銘柄が多数あります。
まず自分の保有銘柄の中ですと、アッヴィ(ABBV)、アルトリア・グループ(MO)、BP(BP)、ファイザー(PFE)です。昨年あたりからエネルギー株と医薬品株の割合を増やすよう努力しています。株価は、ABBV63.50ドル、MO45.87ドル、BP36.26ドル、PFE34.24ドル。ファイザーのPERが15.82倍と低くなってきてます。S&P500のPERが17倍程度と考えるとチャンスかなと思っています。ただ悩ましいのは、ABBVとBPが配当利回り6%を大きく超えてちゃってます!MOはもう少しだけ買い増したい、配当7%近くで買えるしとお得かなと。100万分買ったら毎年6万の配当です、良いですよね。(100万分も買えないけど・・・)
でもBPは先日購入済なので今回は対象外かな。
https://isq-investment.net/trade190810/
保有株以外もいくつかピックアップ。Yahooニュースにて銀行株と自動車株の下落が目立っているとの報道がありましたが、銀行株は低金利下で収益が伸びず株価も低空飛行が続いています。逆張りの発想でえいっと投資してみたくもあります。それになんとあのバフェットは金融株を比較的買い集めているらしい。そのあたりを考慮すると、買うなら比較的安全なJPモルガン・チェース(JPM)です。やはり業界大手が好きです、安心して保有できそうなので。昨日(8/14)の株価が104.80ドル、PER10.71倍、配当利回り3.29%。
ひとつも持っていないGAFAなら、アルファベット(GOOG)とアマゾン(AMZN)。GOOGが1,164.29ドル、PER23.50倍、AMZNが1762.96、PER73.14倍です。
ほかにもVとか欲しいものがあり過ぎて、お金がついていかないです。保有銘柄の種類は多すぎても少なすぎてもいけないと思ってます。多いとチェックしきれないし、少ないとせっかく良いと思っても買い逃すことになってしまいそう。それにしてもアメリカには魅力的な企業が多いです。
株価は下落局面へ移るのか微妙なところです。米中貿易戦争の行方や10月のBrexitなどイベントも多いです。そろそろドイツ銀行問題が再燃などもありそうです。心配だけしても仕方ないので、余力を残しながらコツコツ入金して買い増していきたいと思います。
コメント