[ABBV]マヴィレットが日本国内で馬鹿売れしてた!

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最近一番詳しくないヘルスケア業界のニュースに出来るだけ目を通すようにしています。薬の名前や病名もなかなか覚えられません。出来れば有名な薬と対象となる病気くらいはしっかり覚えておきたいと思っています。
ちょっと古いのですが、保有するアッヴィのマヴィレットが日本国内で急激に売上を伸ばしていたそうです。

マヴィレットはC型肝炎に対する薬

マヴィレットはC型肝炎に対する薬で、今まではギリアドのハーボニーが有名でした。C型肝炎の治療は、インターフェロンとの併用がいらない治療薬の相次ぐ登場で大きく変化したと言われています。その中で後発であったアッヴィが2017年に発売したマヴィレットは治療期間が8週と既存製品より短く、投与の条件も格段に広いものでした。他薬品との併用が不要であり、あらゆるタイプのC型肝炎に投与可能とのことでした。 結果、マヴィレットは2018年日本国内で売上トップとなる1328億円となりました。

アッヴィ(日本法人)の2018年売上高は1726億円で、前年にくらべ104%増と発表されていました。これはマヴィレットの売上が大きく伸びたためで、2018年の業績を一気に押し上げました。意外なことに日本国内でみるとヒュミラの一本足打法ではないのですね。マヴィレットの一本足打法になっていますけど(笑)日本国内では6位に位置しています。
マヴィレットが抱える問題は根治でしょうか。非常に高い効果を示した結果、患者が減っています。結果、来年の売上は落ちてしまうそうです。(もちろん良いことです!)あと市場拡大特例によって薬価の再算定が行われ、当然薬価の引き下げも行われてしまったとのことです。(今まで知りませんでした・・・)

ヒュミラやイムブルビカといった既存製品に加えて、今年販売を始めたものや2020年に販売を始める製品がいくつか控えていることが順調に拡大していくと思います。マヴィレットのヒットでアッヴィ製品に対する国内での認知度や信頼性が大きく高まってれば良いのですが。

アッヴィ日本法人 18年売上は倍増の1726億円 C肝薬・マヴィレット急伸で | ニュース | ミクスOnline
アッヴィのC肝薬・マヴィレット 12歳以上の小児適応を取得 DAAで国内初 | ニュース | ミクスOnline

ウパダシチニブは承認されました!

ちょうどブログ投稿の日が厚労省の作業部会だったウパダシチニブは承認され、今後販売されていくものと思われます。

ヒュミラの売上減を埋めるもの

アラガンのことはひとまず置いて。ヒュミラの売上減少がEU圏で始まっています。ご存知の通り特許切れによるものです。アメリカ国内では2023年に、特許切れとなりますのでまもなくです。買収を、メインにこの売上減に対処するのでしょうが、自社のインブルビカも伸びています。ヒュミラの180億ドルの売上に対してイムブルビカは35.9億ドル。まだまだですが、日本国内でヒットしたマヴィレット(12億ドル?)の例もあります。もうすこし販売済、販売予定の薬と対象となる病気についてチェックしておきたいと思います。

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