絶対見ておくべき、日本人の貯金の秘密!

投資全般
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こんにちは。本日は貯金のおはなしです。小さい頃から、無駄遣いしないでちゃんと貯金しなさいって言われた覚えはありませんか?せっせと銀行口座にお金を入れても勝手に増えていく時代ではありません。他人と比較しても仕方ないけれど、みんなどれくらい貯めているのか調べてみたいと思います。そしてお得に増やす方法も。

[世代別]平均貯金額

二人以上の世帯が保有する金融資産の世代別平均は以下の通りです。金融広報中央委員会の平成30年調査結果より引用しています。

年代平均貯蓄額(万円)
20歳代276
30歳代696
40歳代1,023
50歳代1,598
60歳代1,998
70歳代2,035

年収別でも結果が出ており、個人的に重要な年収が300万円から500万円に絞ると、30代443万円、40代617万円、50代935万円です。厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査の概況では、

年代平均貯蓄額(万円)
20歳代155
30歳代404
40歳代652
50歳代1,050
60歳代1,338
70歳代1,260

金融広報委員会の数字は、ちょっと焦る人もいるんじゃないかと思います。ですがこれはあくまで平均値。実際に近いと言われる中央値ですともう少し下がります。厚労省の数字は若干少なめになっていますが、このあたりが現実的なところでしょうか。
この金額より貯金が多いという方おめでとうございます。きっとしっかり貯金されているんだと思います。残念ながら平均に届いていない方、心配する必要はないです。すでに書いてありますが、平均は高めに出る傾向があるのです。それに大切なのは保有している金融資産の内訳です。

6倍差がつく、貯金の内訳

何事も大切なのは中身です。以下のグラフは総務省統計局より「貯蓄の種類別貯蓄現在高及び構成比の推移(二人以上の世帯)」です。ざっくりいうと持っている金融資産の種類を表しています。

2018年で普通預金と定期預金を合わせて63.8%です。つまり半分以上がほとんど増えない資産になっています。では残りはというと生命保険が20.7%、有価証券は13.4%、金融機関外が2.2%です。びっくりしたのは有価証券の割合。生命保険の割合が高すぎるのかも知れませんが、それでも13%程しかないんですね。
1000万円持っていたとしても株や投資信託は134万円だけです。何事も絶対はないけれど私はもっと投資すべきだと思います。

もしリスクを理解して有価証券の割合を増やすとどうなるでしょうか。
同じく1000万円の資産を持っている人が、800万円を有価証券、200万円を預金で保有している場合を考えます。平均的な有価証券保有額は134万円ですのでおよそ6倍!6000万円近い金融資産を持っているひとと同程度の有価証券を保有していることになります。リスクはしっかり学ぶ必要はありますが、周りより6倍早いペースで資産を増やす可能性に気づいてもらいたいです。もちろん経済に興味も持てて勉強にもなるし、少しずつ資産が増えていく楽しみもあると思います。

生命保険は貯金なの?バカなの?

先ほどのグラフでもうひとつ大切なことを説明します。

それは「生命保険など」の20%です。何事も備えは大切です。大切ですが、全財産の20%をいつかの備えに当てる必要ありますか?
生命保険はくじ引きです。それも当たることが嬉しくないくじ引きです。最悪死んだときに出るお金にそこまでコストを掛ける必要ありますかと。私は生命保険に入っていないです。生命保険の保険料払うならその分積み立てておきたいからです。怪我したら?とか心配もありますが社会保障がこれだけある日本ではやはり不要だと思います。今でも医療費が収入に比例して高いと判断されれば、それ以上払う必要はありません。個人の勝手な考えです。それでも私は不労所得を生んでくれる株に集中投資して行きたいと思います。死んだとき残るのが、保険金でなく株式って言うのがベストです。相続したらamazon株を大量に保有していたとか憧れますが、きっと地味な企業だと思います笑

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