現在3月12日の23時を過ぎたところです。
NY市場は3月9日2013ドルの下落という過去最大の急落に見舞われました。そして本日もそれに迫る下落を見せているようです。
今週2度目のサーキットブレーカーの発動。普段は株価とにらめっこなんてしないのですが、多少は気になっています。
新型コロナウイルスが不況も連れてくる!?
世界中で感染が拡大している新型コロナですが、状況を確認しておきます。
イタリアが急拡大しており、ちょっと手が付けられない状況です。このままいくと陸続きで国境封鎖もままならないヨーロッパは危険な状況ですね。そしていまさらですが、WHOがパンデミックを宣言しました。ま、各国の対応はすでにパンデミックだと思って対応しているように思いますけど、ある意味お墨付きを得たというところでしょうか。(それにしてもやけに中国寄りですね・・・)
日本はというとそこまで拡大していません。アメリカにも抜かれてしまいました。日本の対応を見ると、致死率がそれほど高くないものの重症化するケースがあることから、症状が一定水準を超える⇒PCR検査による感染判定⇒隔離・治療となっていることから無症状や軽度の感染者は自然治癒(?)に任せてPCR検査をしないように思います。病院も医師も限りある資源ですので、重傷者に振り向けるというのは医療崩壊を考えれば妥当と思います。ソフトバンクの孫さんも検査キットの無償配布をツイートして撤回してますしね。
無症状や軽度の感染者が増えることが問題ないわけではないですが、特効薬があるわけでもないので、何でもかんでも検査、隔離していたら病院が足りなくなるのは明らかです。そういう意味ではなんとか持ちこたえているといったところでしょうか。少しでもピークを遅らせることが出来れば(株式市場は知りませんが)、医療現場はどうにか持ちこたえることが出来るかもしれません。(最前線で働く医師、看護師の方には感謝しています)
ウォールストリートジャーナルにこんな記事も。
アメリカの感染者数が急増していることはなんとなく気付いてましたが、日本のやり方ととにかく検査を優先しているお隣、韓国などとの対応方法の違いなんだろうと思っています。アメリカがどのような対応を取るにせよ、感染者数にばかり気を取られないようにした方が良いのかもしれません。
[緊急!]今日の新型コロナ脳内対策会議(笑)
前回の記事で、今回の急落に対する対応として、(1)現金による買い増しと(2)PFFの売却の二つを上げました。PFFは2月後半の急落前からみてもまだ8~9%程度の下落です。保有期間にいただいた配当も考えればまだまだゆっくり逃げられます。とはいえ、病気の蔓延⇒経済活動の停滞は分かりますが、収束の目処が立てば一気に戻る可能性もゼロではないと思います。
狼狽売りは避けたいですが、バーゲンセールなのであれば少しだけでも拾っておきたいと思っています。欲張ると碌なことにならないのですが、どうせなら安値で欲しいですからね。
トランプ大統領のコロナ対策はいまいちだったようで、今日の急落はこれも原因の一つのようです。確かに経済対策は具体的ではありませんでした。
今一番の心配は石油関連銘柄です。私のポートフォリオにはBPがありますが、これが惨憺たる状況です。株価だけ見ると大チャンスにも見えないこともないのですが、原油価格はサウジの増産決定によって急落しています。サウジの増産はロシアが減産合意から離脱したことによるもののようです。
BPは2019年4Qもぼちもち結果を出し、増配もしていたところなのですが大丈夫なのでしょうか。
やはり素人投資家、進むのか逃げるのかなかなか決められないです。傷の浅いPPF売却⇒GAFAMを買い、リスクを下げるべくPFF売却後はキャッシュで保有などと考えたりもしていますがまだ決断できないです。注意しているのは、リーマンショックの時のように無駄に買い向かうことだけはしないように気をつけたいと思います。(痛い目見ましたからね・・・)
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