[嵐が来る!?]2020年世界が抱える今年のリスクはこれ!?

嵐 世界 経済 投資全般
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仕事始めとなりましたが、まだお正月気分が抜けていない気がします・・・。
そんなお正月気分がまだ残ってる記事を読売新聞で見つけました。毎年どこかで見ている気がしているのですが、イアン・ブレマー氏による世界10大リスクです。

イアン・ブレマー氏による10大リスクとは?

イアン・ブレマー氏はアメリカの政治学者で、ユーラシアグループの社長。有力な指導者のいない世界”Gゼロ”を著者の中で提唱しています。今年発表された世界の10大リスクはこちら。

  • アメリカ大統領選
  • 米中のデカップリング
  • 米中関係
  • 多国籍企業への過度な期待
  • モディ首相率いるインド
  • 欧州との対立
  • 気候変動
  • イランなどのシーア派国家
  • ラテンアメリカ
  • トルコ

一部抜粋していますので、詳しくは読売新聞をご覧ください。
昨年2019年はどうだったかというと、

2019年 世界の10大リスク(米コンサル会社ユーラシアグループの報告書から)
1 悪い種 米欧政治の混迷、同盟関係の弱体化など
2 米国と中国 技術、経済、安全保障をめぐる摩擦が激化
3 サイバー攻撃 抑止力が利かない問題も露呈へ
4 欧州のポピュリズム 欧州連合の弱体化も
5 米国の内政 トランプ大統領の不正追及で混乱
6 技術革新、冬の時代 安保上の懸念などで国際協力が停滞
7 国際協調に背を向ける指導者たち トルコ、ブラジルなど
8 メキシコ 左派の新政権の経済政策に懸念
9 ウクライナ ロシアとの外交・軍事的な緊張
10 ナイジェリア 大統領選挙(2月)の結果次第で混乱も

朝日新聞 2019年1月8日

2020年の一番に上がっていたのがアメリカ大統領選というのが意外でした。個人的にはトランプ大統領が再選に向けて順調に進んでいると思っています。アメリカの政治学者の方から見ると、民主、共和どちらの候補が大統領になってもアメリカの分断が止まらないと見られているようです。米中関連は二つ上がっていましたが、欧州の対立もこれに含まれると思います。米中間の戦争は中国と仲の良い一部のEU諸国にも飛び火、というか巻き添えというケースが大いにあると思います。イギリスはブレグジットによってEUから離れますが、これで助かるというよりもこれはこれでまた別の波乱になります。
”イランなどのシーア派国家”が後半に上げられていました。個人的には揉めても戦争にはならないと思っていました。ですが年明け早々ドンパチ始まりそうな気配(というかもう始まってる?)ですので、このあたりはさすが政治学者といったところなんでしょうかねぇ。

ISQ的3つの世界経済リスク!

今年の株式市場のリスクですが、個人的には3つだと思っています。

  • 米中貿易戦争
  • ブレグジット
  • ドイツ銀行

大統領選はトランプさん再選で波乱はないだろうと今のところ勝手に予想してます。ですので、長い戦いとなり、EUやロシアも巻き込まれていきそうな米中貿易戦争が第1位です。第2位はブレグジット。こっちはジョンソン首相に代わって議会を通過し、何だか前向きな進展が見られている雰囲気が作られています。ですが実際はメイ前首相の頃から大きな進展はなく、EUとの貿易交渉等はまだ手付かずです。このため時間切れによる合意なき離脱となる可能性は十分にありえます。
最後のドイツ銀行は、そろそろ皆さん忘れていると思います。75兆ドル(!)とも言われるCDSとマネロン疑惑ですから破壊力は十分です。本当に破裂するならそろそろかなと・・・(笑)

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