[配当再投資]連続増配銘柄を改めて確認(配当王編)

配当王 投資全般
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「配当王に俺はなる!」

マンガ「ワンピース」が無料で60巻まで読めるということで、改めて読んでたりしています。時間がもったいないとも思うのですが止められません。(笑)
株式市場の方は相変わらず1,000ドルを超える乱高下が続いてます。乱高下といっても基本は下げてますのでこういうときに買い増ししていきたいです。そこで連続増配銘柄を改めて確認しておこうと思います。

連続増配銘柄(配当王編)

配当王とは、配当の増配を連続50年以上(!)続けてきた銘柄が該当します。よくまあこんなにあるもんだなと感心します。創業100年、200年という会社は海外に比べて日本には多いです。ですが資本主義において株主に報いる会社、かつ長年それを継続しているとなるとアメリカ企業は非常に優れていると思います。こういうところがアメリカ株の魅力でしょうか。アメリカ株に投資されている方はよくご存知の銘柄ですし、一般の方にも広く知られた銘柄が多いです。

ティッカーセクター連続増配年数株価(2月28日時点)配当利回り配当
AWRUtilities6576.591.59%1.22
NWNUtilities6465.772.90%1.91
GPCConsumer Discretionary6487.243.62%3.16
DOVIndustrials64102.741.91%1.96
PGConsumer Staples63113.232.63%2.98
PHIndustrials63184.771.91%3.52
EMRIndustrials6364.113.12%2
MMMIndustrials62149.243.94%5.88
CINFFinancials6093.242.57%2.4
KOConsumer Staples5853.493.07%1.64
LOWConsumer Discretionary57106.572.06%2.2
LANCConsumer Staples57144.451.94%2.8
JNJHealth Care57134.482.83%3.8
FMCBFinancials577741.85%14.3
NDSNIndustrials56145.31.05%1.52
CLConsumer Staples5667.572.55%1.72
SJWUtilities5361.182.09%1.28
HRLConsumer Staples5341.62.24%0.93
CWTUtilities5347.961.77%0.85
ABMIndustrials5332.922.25%0.74
TRConsumer Staples5232.081.12%0.36
TGTConsumer Discretionary521032.56%2.64
SCLMaterials5287.831.25%1.1
SWKIndustrials52143.71.92%2.76
FRTReal Estate52116.343.61%4.2
CBSHFinancials5261.041.77%1.08
SYYConsumer Staples5066.652.70%1.8
FULMaterials5039.231.63%0.64
MOConsumer Staples5040.378.32%3.36

私が保有しているのは、コカコーラ(KO)とアルトリア(MO)です。株価は2月28日時点ですので今回の急落のはじまりあたりです。MOの配当利回り8%超えが目を引きます。

MOはちょっと別として。50年以上増配を続けているにも関わらず、びっくりする配当利回りではありません。これはつまり配当の伸びと一緒に株価も伸びていることになります。(配当利回り=配当/株価)配当の源泉は企業の利益です。これは間違いありません。50年以上増配を続けることができるということはそれだけ長期に渡って企業自身の利益を伸ばしてきたといえます。尋常じゃないですよね。ブラックマンデーやらリーマンショックを乗り越えての成長です。未来が約束されているわけではありません。ですがそれだけの実績があるということはこれから先にも大きな期待が持てると思っています。

シーゲル教授も言っている「配当再投資は下落相場のプロテクター」と。

アメリカ株へ投資している方にとって必須とも言える書籍がシーゲル教授著「株式投資」と「株式投資の未来」。表紙の色から緑本、赤本と呼ばれたりもします。この赤本「株式投資の未来」の中で配当再投資の効果が述べられています。

下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル

相場が下落する局面で、配当はとくに次の2つの役割で投資家に貢献する。まず再投資を通じて保有株を余分に積み増せるので、これがポートフォリオの価値下落を受け止めるクッションとなる。下落局面に再投資を通じて保有株を積み増す動きを、わたしは「下落相場の安全装置(プロテクター)」と呼んでいる。・・・

ジェレミー・シーゲル著 「株式投資の未来」より

確かにその通りだと思います。しかも先に挙げた配当王銘柄の値崩れは比較的小さいです。ダウが最高値から30%程度下げている現状にあってもそこまで下げていません。バーゲンセールを期待して、連続増配株など優良銘柄をウォッチしていますが、こういった下落相場にあっても優良銘柄に大きな下げは期待できないかもしれません。

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