残念ながら東京オリンピックの延期が決まり、東京都内で感染が拡大していることが報道されてきました。そして日本政府の経済対策もちらほら出てきましたね。
お肉券、お魚券ってバカなの？？？
東京都の小池知事は不要不急の外出自粛のお願いを出しました。オリンピックという縛りもなくなり、非常事態宣言が日本政府から出れば首都封鎖も起こりうる状況です。
そんな中でわりと話題になっている報道が経済対策です。相変わらず商品券や観光補助券なんて話が出ています。一部では和牛券とか魚券まで･･･。ネタなんですかね？あまりの馬鹿さ加減に聞いてるこっちが恥ずかしいレベルです。
アメリカでは総額2兆ドル、現金給付は1,200ドルで合意となりそうです。香港では1人あたり14万円との報道もありました。規模も違えば、考え方も違います。
今回現金給付が話題となっていますが、なぜ現金なのでしょうか。個人的には(1)ウイルス拡大防止のための封鎖措置により急激なお金の停滞から現金が入ってこない人への救済措置、(2)必需品の購入費としての安心感、(3)企業向けに短期借入などの資金供給が挙げられると思います。個人にも企業にもキャッシュがなければ最悪破産や倒産が起こりうるためそれを回避するためといえるでしょう。そしていろいろな自粛をすることによる弊害に対する短期的な対策です。長期に渡って現金をばら撒けばインフレを招くわけですから、そのあたりは気付いているはずです。そして長期的な経済対策をさらに行うということになると思います。
現在日本で報道されている内容は、どうも短期と長期の経済対策がごっちゃになっている気がしてならないのです。その典型が、観光と外食向けに商品券を、です。4月にそんなもの渡されてもそもそも意味ないっつー話です。和牛に魚も同様です。もちろん政治家の方にとっては紐付きの商品券方式がいろいろ間に挟めて嬉しいんだろうなとは想像します。ですが、少なくともこのあたりは収束後の話です。海外が無条件に素晴らしいわけではないですけど、短期の対策でそこまで挟まなくてもいいんじゃないの？時間軸もおかしいし。
いやきっと短期と長期を分けて真剣に検討されていることが一部を切り取って報道されてるだけだと思いますよ、たぶん（笑）本気で短期対策として考えてたらちょっと･･･。
そんなわけで10万、ポンと支給してGWくらいまで自粛、というか閉鎖してしまった方が感染拡大の収束にはプラスになると思います。あ、もちろん年金受給者や公務員など収入が変わらず、解雇、倒産のリスクがない方は対象外でもいいと思います。
どうなりますかね？
あとどうでもいいですけど、カタカナ用語多すぎませんか？パンデミックからのクラスターでロックダウンしてオーバーシュートとか意味不明です。最後はワンチームで頑張るんですかね･･･。分かりやすい報道をお願いします！
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